| 第25戦 (5月3日) |
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あ〜大型5連泣、対横浜12連敗貯金0、19イニング0
5万5千観衆タメ息
空しく並んだ「0」が9個。2日続けての完封負け。5連敗で3位転落。打てない野村阪神は、早くも貯金が底をついた。 「何も言うことはないです。完敗です。なぜ打てないかは、分かりません」。 凡打の山に、野村監督もさじを投げ出さんばかりだ。3回までノーヒット。小宮山の投球術に、満足にスイングすることさえできない。 それでも、中盤にチャンスは作った。今季初の5万5000人超満員が、甲子園を揺らさんばかりにメガホンを叩く。だが、熱狂した分だけ、失望も大きい。 4回1死、新庄がチーム初安打となる左中間二塁打で出塁。しかし、タラスコ、大豊の主軸が連続三振に倒れる。5回には、矢野、田中の安打で2死二、三塁。一打同点の場面だったが、期待の坪井は遊ゴロに倒れた。タラスコは前日から4番に入ったが、2試合で7タコ。大豊は7試合連続三振。2年連続で得点圏打率3割を誇った坪井も、今年は0割9分1厘とチャンスに冴えない。1、4、5番という中心打者に、これだけ悲惨な数字が並べば、ホームベースは遠い。 この日は2番に和田を入れるなど、4試合続けてオーダーを組み替えた。それでも、2試合連続完封負けで、19イニング無得点。もはや、万策尽きた。「どうしましょ。どうしたらええのか、教えてくれ」。柏原打撃コーチの嘆きも悲痛だ。 横浜には昨年から12連敗。貯金は尽き果て、4月18日以来の勝率5割に戻った。「どこ(の打順)を打つのかではなく、自分がどのように打つかだ」。4番に入って音なしのタラスコは出直しを誓った。2安打を放った新庄も「調子は上向きか?」と問われ、はっきりとうなずいた。シーズン序盤の正念場は、主軸のバットが突破口を切り開くしかない。 <写真=ホンマに打たんなあ…。横浜に2試合連続完封負けの試合後、ベンチで考え込むタラスコ。4番打者が2試合で7タコでは超満員の観衆も“あ〜ぁ”> 日本の投手セット長いノムさんタラスコ指導試合前の練習中、タラスコが野村監督から“直接指導”を受けた。前夜(2日)の9回裏、タラスコが打席で微妙なタイミングのタイムを要求。これをきっかけに監督と審判団の間でトラブルが起きた。一夜明けたこの日、打撃ケージ裏でタラスコは野村監督から「日本の投手はセットが長い」などの指導を受けると「米国も一緒。速いランナーが出た時はセットが長くなる。分かりました」と納得していた。 ラミレズ、最多5失点KO登録即先発で“蜂の巣”
ラミレズもマシンガン打線の勢いを止めることは出来なかった。2回、駒田に甘い直球を先制2ランされると、6回には満塁でローズにタイムリー二塁打を浴びてジ・エンド。6イニングで被安打8、来日最多の5失点KOとなった。先制を許せば今季12戦全敗の責任と悔しさを押し殺すように、重い口を開いた。 「負けは負け。きょうの自分の投球に関して言うことはない。もう頭の中では、次投げる機会に向いてるんだ」。 根が明るいメキシカンらしく“過去”を振り返ることはなかった。だが黒星先行の2敗目は、体調万全でなかったことは確かだ。外国人投手枠の関係からハンセルとの併用が続き、この日登録即先発。1軍戦は来日初勝利を挙げた4月19日の巨人戦(東京D)以来だった。4月27日のウエスタン・ダイエー戦(鳴尾浜)で6イニングの先発調整を行ったとはいえ、約10日おきに訪れる1、2軍往復は、微妙な投球リズムを狂わせていた。ハンセルとともに、絶対的な決め手がないだけに、この問題は首脳陣も頭が痛いところ。2人が共倒れになることだけは、避けなければならない。 (12勝12敗1分:3位) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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