| 第3戦 (4月2日) |
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ハンセル“炎上”4回6失点ラミレズ次第で入れ替わりも
1死も取れない。新外国人ハンセルが、横浜マシンガン打線に集中砲火。初回、四球をはさむ5連打で、いきなりの4失点。試合開始わずか20分で、開幕3連敗が決した。 「コントロールが定まらなかった。とくに直球が悪かった」。球速は最速145キロを出した。しかし、ハンセルの場合、“危険”と背中合わせの証明。スピードが出る分、明らかに制球力を失う。初回38球を投じたが、低めに決まった直球は1球もない。ベルトより高く入った球を、次々と弾き返され、1死も取れずに4失点。2回にもローズに2ランを浴びた。 「球の力でねじ伏せようとして、高めに浮いていた」(八木沢投手コーチ)。開幕3戦目の先発起用は、ハンセルの『力』ではなく『技』に期待したものだった。3月25日のオープン戦・対近鉄で、チェンジアップを有効に使い、4回1安打無失点。速球に強い横浜打線を“巧投”でかわす―。これが首脳陣のもくろみだったが、あっさり裏切られた。 開幕直前に左ふくらはぎを痛めた左腕ラミレズが、4日にも2軍戦で復帰予定。その結果次第で、ハンセルはラミレズに代わって2軍に落ちる。「次は、何とかいい結果を出したい」。リベンジを誓ったが、泥沼のチーム同様、ハンセルも後がない。 <写真=「親子だもーん」で起用したわけじゃないんでしょうが、カツノリ(左)の先発マスクも実らず、ハンセル(右)がめった打ちに。無念の3連敗にトホホッ> 野村監督「若手を使う…」立て直しへカンフル剤注入
元気ないベテラン
三塁ベンチから出て来た野村監督は開口一番「今日は何もないよ…」。沈滞ムードから脱出するために大幅なテコ入れを敢行。そんな苦肉の策もハマのマシンガン打線相手には全く通用しなかった。 「(ベンチが)動くにはちょっと早いと思ったんだけど…。大豊にしても、だれにしても元気がなさ過ぎる。それでちょっと代えてみようと思ったんだ」 当たりの出ない大豊に代えて広沢を起用した。また開幕3戦目で正捕手矢野をベンチに下げカツノリをスタメンに抜テキした。開幕2戦で計26安打11失点の最悪の事態。監督は「矢野も(打たれたら)怖い、怖い、怖いという感じで野球をやっている」とカツノリ起用の理由を説明した。 また、遊撃に左の星野修、二塁に好調の7番平尾を据えるなど、大きく動いたが、結果にはつながらなかった。ハンセルが、2回までに6安打6失点。ヤクルト時代の98年(平10)9月24日阪神戦(神宮)以来の先発マスクだったカツノリは「もっと自分がしっかりしなくちゃいけなかった。せっかくチャンスをもらったのに悔しいです」と反省しきりだった。
和田は「何とかしないといけない」とクチビルをかんだ。また4タコに終わった広沢も「負けたことも、打てなかったことも悔しい」と話し両ベテランが帰りのバスへ急いだ。 「3連敗は応えるから、せめて1つは勝てればと思っていたんだが…」。そんな監督の胸算用も、3タテで大きく外れた。「このチームはベテランに元気がないので、どんどん若手を使っていきたい。ただ、若いのも素材がないから…」と野村監督。戦力差の違いを見せ付けられた。横浜スタジアムでの開幕戦はこれで12連敗。阪神はこのままドロ沼にはまっていくのか…。 <写真=ベンチで頭をかかえ込む野村監督> タラスコの微妙判定にノムさん抗議
野村監督が2000年初の抗議に飛び出した。2点を返した5回2死二塁。タラスコのボテボテ三塁ゴロは際どいタイミングだったが、一塁の井野塁審はアウトのコール。激怒したタラスコが井野塁審に猛抗議で詰め寄る姿に、野村監督も小走りに飛び出した。結局1分足らずで引き下がったが、これも勝利への執念か。タラスコは「完全なセーフ。ビデオを見てもらえば分かる」と試合後も激高していた。 <写真=5回、2死二塁のチャンスに、タラスコの三塁ゴロの判定はアウト。きわどいタイミングだっただけに、井野審判に猛抗議…。> 藤川、1軍初の失点
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