6月15日大きな1勝…もっともっとしびれる<試合前> ――(曇り空を見上げながら) 星野監督 開門したんやな。(天候に)自信があるんやろうなあ。 ――本拠地での雨天中止はロードと違ってリラックスできるものか? 星野監督 子供の面倒とか見なアカンから逆に疲れるんちゃうか(笑い)。 ――(関本が通り掛かり、恒例にしている大声でのあいさつを監督へ) 星野監督 アイツはいい選手やで。性格もいい。明るいわ。もうちょっと練習して体がごつくなればええけどな。せっかく大きく生まれているんだから。 ――来週も甲子園で試合があるが、ずっと天気が良くないようだ 星野監督 そうなんや。巨人は札幌? この時期は札幌やなあ…。阪神が札幌で主催したらお客さん入るかな? この時期は雨が多いからな。福岡ドーム? それもええな。 ――新外国人投手のリガンは良さそう? 星野監督 どうかな。大体、外国人投手は、いつも飛行機で飛んで来る間に15キロぐらいスピードが落ちるんや(笑い)。 <試合後> ―しんどい試合だ 星野監督 ピッチャーがしっかり放ってくれとったから。いい感じで行っとったよ。下柳は前から(いい)兆しはあった。低目低目に完ぺきやった。安藤も完ぺきや。久保田? 行かすしかしょうがない。でも何かの因縁やろね、巨人戦で初勝利というのは。今日も頑張っとったよ。 ―それに引き換え、打線は苦しかった 星野監督 ダメやね。まあ木佐貫もよかったけどね。低目にフォーク、真っすぐが決まっていた。最後までスピードが落ちなかった。キツいことはキツいけど何とかせなアカン。 ―片岡が最後に大仕事をした 星野監督 もうしてくれなイカンやろ。10回も11回も…。素直に打てた? そうやね。打ったときは簡単に見えるし、やられたときは不細工に見える。でもよう打ってくれた。外野手が前に来てたから正面なら(走者が)かえれんからね。 ―大きな1勝だ 星野監督 そうやね。こういう勝ち方ができるんやから。もっともっとしびれる時期が来るんやからバントも決めなアカンし、ゲッツーも崩さなアカンね。 ―7回、八木を代打に出すのは迷った? 星野監督 走者が一塁ならそのまま打たそうと思ったが二塁に行ったんで。下柳は残念そう? そりゃあピッチャーはそうやわ。でもこれで負けとったらかわいそうやけど。試合に勝ったから次もいいピッチングしてくれるわ。 6月14日ここまでいい形…3番金本は変えない―今日は雨模様だった 星野監督 ウチもいつ雨が降るか分からんぞ。相手に降らせることもあるけどな。 ―昨日はやはり1点差で谷中が打たれたところがポイントか 星野監督 思い出させるなよ。せっかく切り替えようとしているのに。まあ切り替えられないけどな。 ―矢野は死球もあったが大丈夫か 星野監督 今月は試合も詰まっていないし、大丈夫だろう。あれは当てに来た球じゃないな。そんな場面じゃない。当てるコントロールがあればミットを構えたところに放っとるよ。 ―結局、この日の巨人戦は雨で中止になった。8月28日の予備日に入ると甲子園で巨人、ヤクルト6連戦となる 星野監督 その時期(営業的に)はええんちゃうか? そこまでに20連敗でもしてたら別やけどな(苦笑い)。 ―浜中の負傷でオーダーを触る気持ちはないのか。3番金本を動かすとか? 星野監督 みんな(報道陣)の考えていることは分かるけどな。変えないよ。そりゃあ日によって打つ打たないはあるけど、ここまでいい形でやってきているんだから。 6月13日浜中はそういう星の下に生まれとるんやろ<試合前> ―心配された雨も上がった 星野監督 今日は天気予報が当たったな。松山のときは降る降る言うて降らんかったもんな(笑い)。しかし陽まで射さんでええのにな。 ―暑いと選手のコンディションが心配になる 星野監督 オレは汗かくの好きやったからな。今日投げるピッチャー(伊良部)は汗っかきだからな。 ―金沢が昇格してきた 星野監督 久し振りなんで顔を忘れた。監督室にあいさつに来たんで「あなた、誰ですか?」と聞いたんや。「金沢です」って言うから「今週は福井までは行きましたが金沢は行ってません」と言うたった(笑い)。 ―ポートが降格 星野監督 右肩が痛いらしいな。痛い、投げられんというものはしゃあないもんな。 ―新外国人候補のリガンについてメッツが「出すと決めた訳ではない」としているが 星野監督 今日、どこかに書いてたな。お前のとこか(と日刊スポーツ記者をギロリ)。まあ交渉事やからな。どうなるか分からないから交渉事なんや。まあ心配してくれなくて結構ですよ(苦笑い)。 <試合後> ―途中、1点差まで詰め寄る場面もあったが 星野監督 そやね。詰め寄って、さあ、これから…(逆転)という、いつものお家芸じゃないけど、な…。そこでデッドボール、ホームランじゃな。あそこのとこやな。 ―その場面、野口が今季初めて外野を守った 星野監督 やれるところはどこでもやっていかんと。みんなで頑張るということや。 ―伊良部はKOされた形となった 星野監督 最初のホームランはバッテリーの油断やな。2発目はポロリ(浜中の落球)の後か…。まあ3本もホームラン打たれるんやからようなかったんやろ。蒸し暑さ? いや、涼しかったよ。 ―勝負のスタメン出場した浜中が負傷退場という結果になった 星野監督 人の言うことを聞かないから、ああなる。ヒー(桧山)が守っても誰が守ってもあれはツーベースなんや。 ―出場に踏み切った決断が悪い方に出てしまった 星野監督 試合に負けたんだ。浜中じゃない。浜中がいない間にどれだけ貯金したんや。そこにこだわるなよ。……そういう星の下に生まれとるんやろ…。 6月12日巨人に勝っても1勝は1勝や―新しく「勝ちたいんやウォーター」というのが差し入れされた 星野監督 ラベルに「逆転」とついてるのは気にいらん(苦笑い)。逆転勝ちというのは先制して途中でひっくり返されて、また逆転したのも入っとるの? ―それも逆転勝ちです 星野監督 それは「逆転され勝ち」やろ(笑い)。「され」はカタカナで書きたいな。ネバー・サレンダーのサレや。どうや、使えるやろ? 新聞で? ―…ムズかしいかもしれません。ところで巨人ペタジーニが帰国。近鉄中村といい(両者を獲得できなかった阪神には)巡り合わせがいいような…。 星野監督 どうかな。まあ環境というのはあるけどね…。 ―前日の騒ぎは気になる? 星野監督 要するに何があったんや? 恥ずかしいな。なんで催涙ガスみたいなものを持ち込んでるんや? 大体、日本は甘いんや。そういうヤツは許したらアカンで。暴れるようなやつは本当の阪神ファンじゃない。 ―地方球場ではよく騒ぎが起きる? 星野監督 まあ甲子園のファンが一番、まともやわな。ファン同士で注意するとか聞くしな。関東のファンはマナーがよくないな。横浜スタジアムなんか「風船飛ばすな」って放送しとるのに飛ばすやろ? 罰則を厳しくせなイカン。 ―好調なまま地元での巨人戦を迎えるが 星野監督 巨人に勝ったら2勝になるんか。2位? 2位に勝ったら2勝になるんか。最下位に勝っても 1勝は1勝や。 ―巨人戦、浜中はスタメン出場? 星野監督 88番(田淵コーチ)に聞いて。本人はその気になっとる。巨人戦はまだ無打点? それなら出すのやめようか(苦笑い)。 6月11日藪は最後までいってほしい<試合前> ―前夜の長距離バス移動は 星野監督 疲れる。(岐阜に)着いたんが(深夜)12時30分ぐらいか。 ―車中では何を 星野監督 何もせえへんよ。ずーっと外見とる。暗闇を。一寸先はこれなんやなと。たまにちょこっと明かりが見えたりしてな。 ―勝った後が救い 星野監督 そうや。負けとったらたまらんで。(車中で)喜劇やってても笑われへん。 ―井川のときはよく打ちます 星野監督 ツキがあるんや。それをどう思うか。結果よしで済ましとったらあかん。7点もくれたのに完投できなかった。そう思わなあかん。みんなだってまだ井川の投球を見てないやろ。昨年0―1で負けた巨人戦の投球なんかすごい投手やなあと思ったもん。 ―徐々に兆しは 星野監督 勝つのが何よりの薬とよく言うが中々、効かんな。ああ見えてガンコだからね。それはそれでええんや。あいつに3つのことを1度に教えようとしたらあかん。3つともやろうとするから失敗する。 ―前夜はバントの失敗もあった 星野監督 あれはできんと思った。それより1回やろ(赤星がバントミスで飛び出した今岡アウト)。何をやっとるんや。しかしその後、あいつら必死やったな。ああいうのを見てるとかわいい、いとしいな。結果は出た方がいいが、出んでもええねん。ミスを取り返す姿勢が大事なんや。ミスしてしょんぼりしてるようなやつは代える。 ―浜中の起用は思い切った 星野監督 きのうの勝ちは田淵とマメ(長島守備走塁コーチ)の判断や。田淵が「思い切っていきましょうか」と言ったから決断しやすくなってマメも「(守りに)いかして下さい」とちっこい目で言ってきたからな。コーチから言ってくれると決断しやすくなる。オレはイエスマン。結果に関しては何も言わん。最終的な決断はオレにあるからな。 ―久慈の併殺プレーは送球が早い 星野監督 あれを藤本が見習わなあかん。足が動いてるから早いんや。ノックとか見ててみ。藤本は動きが止まる。久慈はずっと動いている中での送球やから早いんや。 ―福井も2万2000人大入りでした 星野監督 神宮からずっとやろ。しかしきのうも入ってきとったやつ(乱入者)がおったな。あんなもんしょっぴかなあかん。 ―以前神宮ではいろんな物が飛んできました 星野監督 今はもうないやろ。でもこの前も負けたときに(車内の)明かりを落とすから「何で暗くするんや!」と言ったよ。一生懸命やった結果なんやから胸張って帰ればええんや。 <試合後> ―序盤から打線がつながった 星野監督 そうやな。きょうは途中まですごいなという感じで見てたんやけどな。ちょっとあと4回はゼロが続いたけどね。 ―片岡が今季初猛打賞 星野監督 きょうはいい感じでショートの頭を越えとったな。藤本も(復帰後ヒットが)初めてやろ。 ―藤本も猛打賞です 星野監督 そうなの? 知らんかった。 ―出た選手が活躍 星野監督 みんながいつ出されてもいいように試合に入っとるんや。 ―藪は 星野監督 よかったよ。相変わらずやけどな。7点もらったんやから最後までいってほしいよな。ノーアウトからいかれたらあかん。2死からなら我慢できるが。そこんとこやね。 6月10日井川は最近では1番。寂しいけどな…<試合前> ―試合後は2時間のバス移動 星野監督 福井から岐阜の移動なんて昔にもなかった。昨年も福井から富山やったしな。営業ももう少し考えんとな。選手の疲れを少しでも減らすようにせんと。 (話題を変え) 星野監督 (巨人)渡辺オーナーは本当に辞めるの? 寂しくなるな。自分寄りが多かったけどアイデアは豊富な人だからな。野球界に限らずマルチ。いろいろ勉強してるから考えも出てくる。いくつだっけ? ―77歳です 星野監督 ゴロはいいな(とニヤリ)。元気やな。 ―82歳の久万オーナーも元気です 星野監督 そうやな。声が大きい人、よく食べる人は元気だね。しばらく会ってないな。開幕前の激励会以来ね。 ―紙面にも登場してません 星野監督 昨年と今年の紙面は違うやろ。オレが1面に出るのは試合がないときぐらい。選手が出てきているのはいいことや。監督ばかりクローズアップされるのは弱いチーム。たまにはオレも1面に載せてくれよというぐらいにならないかん。選手が王様や。 ―福井で監督は初勝利 星野監督 オレは地方球場は得意だったよ。 ―記念のウイニングボールは 星野監督 あると思うよ。でもオレはあまりそういうのに固執せんのや。館(記念館)を建てるわけでもないしな。 ―打者に比べ投手は損だと思ったことは 星野監督 そんなん思ったらやってられへん。投手はおもろいよ。狙い通りゲッツーとったときは気持ちいいし、投げるときはみんな投手を見てるしな。もし生まれ変わって野球やってもやっぱり投手やな。 <試合後> ―打線がよく粘った 星野監督 そやね。点を取って(井川が)抑えなあかんかったがようとった。 ―浜中が2安打2打点 星野監督 どっかで勇気を持たないかんからな。マメ(長島守備走塁コーチ)が「いかしてくれ」と言ったからいったんだ。 ―本人も意思を 星野監督 本人の答えはええわ。でも打つ方で答えを出してくれた。(守備機会は)1本も飛ばんかったしな。もう大丈夫。気が入ってたら大丈夫や。 ―井川は 星野監督 最近では一番よかったんじゃない? これでいいと言ったらさみしいけどな。 ―60試合で40勝 星野監督 そんなものは積み重ねやからな。もうええか。これから岐阜に行かなあかんからな。 6月9日(久保田に)勝たせてやりたかったんや―新外国人投手を獲得すれば補強は完了か 星野監督 (期限が)6月いっぱいまであるやないか。それよりハマのケツをたたいてくれ。何をしとるんやと。 ―ブルペンで投げ込んだようだが 星野監督 投げ込んだって…情報は聞いとるよ。バットをあれだけ振れるんやからとも思うが痛いかゆいは自分にしか分からんからな。アドバイスはするよ。自分の経験とか見てきたこと。あとは(本人から)言ってくるのを待ってる。 ―途中から守備に就かせる考えは 星野監督 ずっと思っとるよ。でもそういう展開にならんやないか。きょうはもう負けやっていう試合にな。その点でいえば今年のうちの試合は劇場だね。だからみんな見にくるのかもしれんが。 ―前夜の試合は久保田に託したのか 星野監督 勝たせてやりたかったんや。本当は7回で交代やったけどな。あと1回で2回も伸びた。ひとつ勝った自信は大きいからね。オレの初勝利は福井やったな。次の日からブルペンで受けた捕手に「ボールが違う」と言われた。自分では意識してないんやけどな。 ―シーズン前新人は計算しないと話していたが 星野監督 勝ち星とかという点では計算しない。でもローテーション、6番目に食い込むということでは計算するな。 ―今週は5試合だが 星野監督 チャンスはあるんやないの。あれだけの投球したんやからな。甲子園で見せたいし。 6月8日働き盛りが半分も働いていない<試合前> ―負けた翌日は寝起きに影響するもの? 星野監督 不思議なもんで負けた方がよう眠れるわ。1時間ぐらい多めに眠れる。あきらめがつくからかな。ずっと負けてたらずっと眠れるかな(苦笑い)。 ―前日は下柳が5回まで無失点。阪神移籍以来、初めてだ 星野監督 「野球は筋書きのないドラマ」と言うけれど筋書きはあるんや。投手に2安打されたやろ? ああいうのが(打たれる)筋書きになってるんや。 ―赤星は最初の打席が後に影響する傾向がある。14球粘るなど必死さはあったが…。 星野監督 カットで逃れるときはボールに手を出したらアカン。ストライクをカットされたら投手はいやだけどな。そこが金本との違いや。 ―独走状態と言われていることについて 星野監督 独走は20ゲーム差をつけてからって言うてるやろ。この世界「一寸先は闇」だって。経験があるからそう言うんや。だから(継投でも)そこまでせんでも…と思われるぐらいやるんや。 ―最近、矢野、桧山ら子供の誕生日なので活躍できてよかったという談話が多いようだ 星野監督 それなら子供を5人ぐらい作ってくれと思うわ(笑い)。子供だけでなくて嫁さんとか、親とかでもええやないか。親類でもええぞ(笑い)。 <試合後> ―久保田はよく投げた 星野監督 よう投げたわ。何とか勝たせてやりたかった。引っ張り過ぎるほど引っ張ったけどな。勝たせてやらなアカンな。こないだの巨人戦もサヨナラ負けやったな。まあ、こういうピッチングをしていたら勝てるわ。 ―援護の得点ができなかった 星野監督 アホみたいなワンバウンドのボールばっかり振っとたら勝てんわ。一生懸命やっても点を取ってくれんと意味がないわ。昨日、今日と。働き盛りが半分も働いていない。 ―11回は無死の走者を出し桧山から続く場面だったが得点に結びつかなかった 星野監督 あそこはワシがエンドラン出したからな。ワンバウンドのボールで…。 ―ちょうど1カ月ぶりの連敗となった 星野監督 立派なもんやないか(苦笑い)。 6月7日下柳は投手に打たれエネルギー使った<試合前> ――6月は鬼門と覚悟していたが、ここまで好調 星野監督 鬼門なんて強いチームがいうことや。大体、今までのウチは鬼門だらけやないか。シーズンが鬼門だった? それやな。 ――ベテランが頑張っている中、若手が物足りない感じもする。 星野監督 関本なんてこのチャンスをつかまないと、もうないぞ。そのぐらいの覚悟でやらないと。去年からナンボ先発で使ったんや。大体、阪神じゃなかったら注目もされない選手や。 ――ここに来て先発投手が苦戦している 星野監督 先発はギッタンバッコンしとるな。う〜ん、キャンプのときに、投げ込みが足らんなあ…とは気づいていたんだが。まあ、ええか…と思っていた。でも、中継ぎ投手で20勝はせんとイカンのやしな。 ――遠征時、監督はホテルで静養することが多いようだが 星野監督 昨日は夜11時半に寝てた。外出しようという気持ちの余裕がないんや。若さを保つためには外に出ていかないとイカンとは思うんやけど(苦笑い)。 <試合後> ――あと1本という見せ場は作った 星野監督 おもろうしたけど…。おもろうしてもしゃあない。ひっくり返さんと…。 ――ヤクルト佐藤秀を乗せてしまった 星野監督 そうやね。低目のフォークに引っ掛かっていたな。まあどうせやられるんならアイツにやられた方がええ(苦笑い)。 ――しかし2度、連続で抑えられた 星野監督 そやね。さみしいね。2度、同じ投手にやられるのは。 ――ラミレスにもまた打たれた 星野監督 同じ投手にやられ、同じバッターに打たれ。(ラミレスの)17本のうち(阪神が配給した)5本はほとんど同じようなコース。いかにピッチャーに意識がないかということ。 ――下柳は5回まで好投したが 星野監督 下柳はよかったよ。ただ5回、投手に2本目のヒットを打たれてエネルギーを使ってしまった。ああいうのがつながっとる。6回のうち、3度2死から安打されとる。そういうのがつながってくるんや。原因はあるんやで。もう少し、意識しないと。コーチもスコアラーも。オレだけ意識しとってもしゃあない! 6月6日本当は5回に決めて欲しかった<試合前> ―神宮球場でも阪神は人気。チケットも三塁側は売り切れている 星野監督 こっちが儲かる訳じゃないしな(苦笑い)。でも松山のヤクルト戦もよう入ってたな。 ―藤本が再昇格してきた 星野監督 今日スタメンやで。やはり遊撃で一番いい? 88番(田淵チーフ打撃コーチ)が決めたんや。オレはイエスマンやから、それに従う(笑い)。 ―(球場を訪れた評論家を見回して) 星野監督 若い評論家が増えたなあ。一緒にプレーしてたんじゃなくて、もうオレが監督のときにやってた選手が評論家になってるもんな。 ―若い人に批評されたくないという気持ちは正直、ある? 星野監督 そんなこと言っちゃいけません(笑い)。みんなで球界を盛り上げていかなくちゃいけないんだから。むしろ年寄りの方が腹立ったりして(笑い)。 <試合後> ―桧山が決勝本塁打。よく打った 星野監督 連続やからな。本当は5回に決めてほしかったけどな。あそこで叩きつぶしとかなイカン。だから(終盤までもつれる)こういう結果になる。よう取り返してくれたけどな。 ―追いつかれてからイヤなムードはなかったか。 星野監督 そうでもなかった。吉野が抑えてくれたからな。このままの流れで行くかなと思ったよ。ひっくり返されなければいけると思っとった。 ―8回、桧山の本塁打で勝ち越してから今岡の適時打。勝ち越してからもう1点入るパターンが多い。 星野監督 勝てるときはそんなものちゃうか。それにしても誠(今岡)は渋いのを打ってくれる、相変わらず。 ―ムーアの調子が上がってこない。 星野監督 こないだよりはよかったけど。もう少しやな。高めに行き過ぎるわな。 ―今日は終盤ウィリアムスを休ませ、安藤に2 イニング を任せた。 星野監督 ジェフを少し休ませたかったからな。あそこは右、右だったし。3点差もあったしな。ウィリアムスが誕生日? 先に言ってくれよ(笑い)。 ―復帰後、初登板のポートはよくなかった。 星野監督 全部真芯やからな。ボールが高過ぎるわ。もっと楽なところで投げさせたいけど…。 6月5日久慈?あいつの三塁打なんて初めて見た<試合前> ―平日のナイターでも4万を超える観客が入る甲子園。監督が気にするオレンジシートも埋まってきた。 星野監督 まだやな。あそこは目立つ色やしな。みんな(報道陣)がおカネを出して買ってくれればエエんや(笑い)。 ―藤本が6日にも合流する見込み。 星野監督 登録抹消するときは岡田(コーチ)が困っとったよ。「藤本がゴネてます」ってな。でもあのときに落としたからこうやって早く帰ってこれるんや。まだ無理させる時期じゃないからな。浜中(の右肩捻挫)は長いな。もう半月以上も経つな。 ―浜中がいなくてもチームの勢いには影響がない様子だが。 星野監督 いいときはそんなものや。それに今は最強の4番(八木)がいるやないか(笑い)。 ―本当は八木は代打で使いたい。 星野監督 そうやね。たまにはスタメンもいいけどね。ずっと続けると後が使えなくなってしまう。 ―選手にすれば、自分が故障して試合に出られないときにチームが強いのは複雑な心境になるものか 星野監督 それは人間性によるな(笑い)。 <試合後> ―伊良部が力投だ 星野監督 (谷繁のは)もったいなかったな。低目に行っときゃエエんや。もう少し高めでもフライになったのにな。 ―全体的には素晴らしかった 星野監督 そりゃ―、そうや。調子はようなかったけどね。ちょっとバラついとった。要所を高低でうまく行ったな。チャンスで打者が集中するのと同じで(要所では)ここで絶対やらん、間違っても高めには行かんという感じやったな。 ―完全にエースだ 星野監督 そりゃ、あなたたち(報道陣)が決めなさいよ。しかし内容的に見たら分かるでしょ。他に誰のことを言うとんねん。 ―久慈も働いた 星野監督 お―っ、ビックリした。アイツの三塁打なんて初めて見た。最後まで替える気なかったし。よう守ってくれた。 ―終わってみれば最少点差だが。 星野監督 もっと点取らなイカン。片岡、ヒー(桧山)、最後の赤星か。あそこで押しとかなアカン。1、2点じゃ何が起こるか分からんからな。 ―甲子園10連勝は球団史上初だ。 星野監督 史上初…。さみしいな―(苦笑い)。 6月4日序盤にいいクセが出たな 集中打が<試合前> ―伊良部が月間MVPに輝いた 星野監督 ええ仕事しとるもんな。チームの状態がいいから選ばれるし、もちろん、賞に選ばれる選手が頑張ってるからチームがよくなるという面もある。 ―体調不良のアリアスに替えてポートを上げた 星野監督 前から上げるつもりだったけど。前よりはよくなっているという報告は受けている。 ―故障者が出始めているが 星野監督 代わりに出る選手が働いてるからな。故障者は巨人だけじゃない。ウチもおるよ。ローテーションの1人(藤田)とか。4番(浜中)もそう。アリアスでチームの本塁打数の1、2位のヤツが抜けたんか…。金沢、藤本も。負けると言われる。勝ってると目立たないんや。 ―新しい外国人投手については 星野監督 白紙やな。もう時間がないんちゃうか。エエのおらんわ。いい投手がなかなかいないわ。 ―本調子にならない井川について 星野監督 ツキがあるよな。普通、押し出し四球したら負けるかドローやで。それで勝ってるんやからツキがある。ツキがあるうちに修正せんとな。今のうちに。いいモノは持っているんだから。素質のないヤツはツキもないよ。 <試合後> ―打線がつながった 星野監督 序盤にいつものいいクセが出たな。集中打が。 ―今岡の2点適時打が大きかった 星野監督 大きいな。オキ(沖原)にバントさせたのは藪がバットに当てればおもろいなというのもあったが期待してたのは今岡だからね。それにこたえてくれた。 ―藪は 星野監督 ボールはまあまあええわ。簡単にいきすぎるクセは抜けてないが。抜け切らんと思うけどな、一生。もう少し慎重にいかんとな。投手に投げるような感じやろ。 ―本塁打の後は切り替えた 星野監督 切り替えたというか、何回…。定期買っとるやろ、ヨシが(佐藤投手コーチが何度もマウンドへ足を運んだという意)。 ―貯金20の大台に達した 星野監督 それを大台と言うんか。まあ貯金するにこしたことはないが今までと同じ。その日、その日やね。 ―甲子園で9連勝 星野監督 9連勝がどないしたん? 球団タイ? そうか。昨年は(ホームで)勝てん、勝てんとオレをいじめとったやないか。 ―大観衆の後押しも選手の集中に 星野監督 集中してるからいいプレーが出る。集中打も出る。 6月3日井川?話題にするのはやめた方がええ<試合前> ―中日は福留が4番の可能性も 星野監督 だれが4番やろうが興味ないわ。あいつは打順が変わっても自分の打撃をするよ。1番でもブンブン振り回すからな。まあちょっと知ってる選手やからな。少しな。 ―1日の巨人戦視聴率が週間トップの関西32・2%でした 星野監督 今年は逆転、逆転が多いからな。見てる方はおもろいかもしれんがベンチはたまらんで。(逆転勝ちする)確約があればええけどな。 ―我々も決まっていた原稿が最後に覆ることも 星野監督 今年のタイガースは記者泣かせやろ(とニヤリ)。 ―伊良部はお立ち台でもファンを魅了 星野監督 (「甲子園は世界一ですよ」に関し)あれは本心やろ。(甲子園以外)どこの球場にもないからな。あんな(ファンの)反応は。 <試合後> ―八木が素晴らしい活躍 星野監督 よう打った。4番以上の働きしたやろ。 ―ベテランが… 星野監督 働き盛りやと言うてるやろ。 ―4番起用に迷いは 星野監督 どっちにしてもハチキは使うつもりだったからね。どうせなら4番にとコーチの発案だよ。 ―代わりに出る選手が働く 星野監督 打つ方はな。 ―井川だが 星野監督 もう話題にすんのもやめた方がええ。 6月2日トラ番も戦力や!ありがとうございます―6月は16年も勝ち越しがないが 星野監督 6月だけ負け越して最下位になるわけないやろ。もうそんなこと言わんでええ。選手がそう思ってしまうやろ。せっかく必死でやってるのに。 ―昨年とは違う 星野監督 当たり前や。あれだけケガ人が出たんやからな。今、貯金は18か。おまえらかってこれだけ貯金すると思ったか。オレだってそうや。何とか5割、貯金3ぐらいでいければと考えていた。指揮官が思ってないんだから選手はよう頑張ってるよ。 ―反動の怖さは 星野監督 この勝ち方は反動はないやろ。これだけミスしてよう勝ったというのもあるからね。きのう(1日)の敗戦投手は吉野と安藤や。 ―2死をとって安心してしまうのか ベンチで安藤に言った。回の頭で清原を迎えるのと、途中で走者がおるところで清原とどっちがしんどいんやと。(2点差で)走者がおったらホームランはあかんから慎重になるやろ。2死から打たれるというのはそういうのを考えてないんや。 ―発言が厳しいとよく言われる 星野監督 オレは厳しいことなんか何も言ってないよ。ボーンヘッドはあかんが技術的なミスを言ったこともないしな。それに怒ったヤツは使うよ。 ―怒られるうちが華 星野監督 オレの言ったことが新聞に出てそれを選手が読んでどう感じるか。考えるだけでええんや。その点ではおまえらも戦力やな。ありがとうございます。感謝してます。これは書いといてくれ。 6月1日ウィリアムスは今までどれだけエエ仕事してん<試合前> (宿舎ホテルで)―昨日は赤星の犠打ミスを責めたが 星野監督 アイツはよう頑張っとるよ。でもそれとこれとは別。何回やっとるんや。バント・イップス(ゴルフでよく使われる用語で、精神的なプレッシャーからパターのストロークができなくなる病気のこと)になっとるという話はしたけど、バントせなイカンときはせなしゃあない。イップスになったからってパターせん訳にイカンやろ。許しとったらイカン。 ―(東京ドームで)ベンチ裏で長嶋茂雄氏と話したが? 元気をもらった? 星野監督 何言うとるんや! こっちが元気をあげたんやないか(笑い)! <試合後> ―ウィリアムスは土壇場、最後の1球が甘く入ってしまった 星野監督 そんなこと言うてもしょうがないやろ。そんなこと追求しても。今までどれだけエエ仕事してくれたんや。向こうの抑えを見てみろ。 ―(報道陣の質問をさえぎるように) 星野監督 今日はあそこまでチャンスを潰したことと安藤、ウィリアムスをワンポイント早く出さなイカンかったとこや。今日(の敗因)はこれだけや。 ―新人の久保田は初先発ながらよく投げた 星野監督 お―っ。この3連戦で一番いいピッチャーやったわ。向こうのピッチャー(久保)の方が早く降りたんやからな。満塁のところもよくしのいだ。あそこで100球ぐらい投げてたけどな…。(マウンドさばきも)変な感じしなかった。勝たせてやりたかったわな。 ―(再び敗因に触れ) 星野監督 安藤も江藤の2―1からヒット打たれて…。ホッとするのはベンチに帰ってからやといつも言うとるのに…。 阪神 | 中日 | 野球 | 広島 | スポーツ | 競馬 | 芸能 | レジャー |