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OBと新しい血…星野政権バランス◎
西本、達川氏入閣に期待小泉改造内閣は小幅の動きとされながら、結局は新任6人の中規模の改造となった。 さて、こちら星野内閣の改造だが、現状では思い通りに事が進んでいるようだ。雨で中止になったこの日、星野監督の機嫌のよさが、それを表している。岡田2軍監督の1軍昇格を発表し、投手コーチに西本聖氏の招へい、さらに1軍バッテリーコーチに達川光男氏が有力となっている。 OBを重視しながら、一方で新しい血の導入。このバランスがいい。特に西本、達川両氏がこのまま支障なく来季のスタッフに入るとなれば、大いに期待したいと思っている。 投手コーチとバッテリーコーチはいわば小泉内閣でいう財政、金融相のような最重要ポスト。試合になるか、ならないかはすべて守りがすべて。それだけにキャリア豊富な両氏に白羽の矢を立てた意味は理解できる。 ここ最近の試合で露呈したバッテリーの弱さ。たとえば先の横浜戦で盗塁されまくった。投手の警戒のなさもあるが、これはバッテリーの共同作業。その意識付けは今後の課題だが、現役時代からけん制やフィールディングが抜群にうまかった西本氏の指導は説得力があるだろうし、なにより「攻める」という精神面の強さを投手陣に注入できる。 達川氏もひょうきんで明るさのタッちゃんのイメージが定着しているが、現役時代から知る実像は実にち密で、投手の身になって物事を考えられる捕手だった。 広島時代、亡くなった津田さんとのバッテリーは圧巻だった。阪神戦でバースに真っすぐだけで三振に斬った時も、弱気になりかける津田さんをマウンドで怒る。怒られて力を発揮するタイプや、おだててさらに力を出すタイプなど、性格に応じた対応が得意だった。 まだまだスタッフ決定までには時間がかかるだろうが、名前の挙がった候補はそれぞれに特徴を持っている。星野改造内閣が実務型で確立されることをひそかに期待している。 【編集委員・内匠宏幸(たくみ・ひろゆき)】
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2002年10月2日付紙面掲載
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