|
阪神 4―7 広島 (9月21日・甲子園) | ||||
|---|---|---|---|---|
観客動員「野村超え」確実
ひとつでも上の順位へこういう仕事をしていると、ほとんど曜日の感覚がない。中央競馬が開催されるから土日はしっかり把握しているが、世間の3連休なんて、まったく無縁で、たまにはビールを飲んでスタンドから野球観戦してみたいと思い続けて26年が過ぎた。 3連休の初日。4位と5位の試合というのに甲子園は3万2000人が入った。パ・リーグの各球団はうらやましいだろう。優勝争いにも関係なく、Aクラスを争うわけでもない。それでいて9月下旬に3万人を超すファンが詰め掛ける。やはりこれがタイガースの底力なのか。 この日の試合を終え、阪神主催ゲームの観客動員数は236万3000人となった。甲子園での残り試合は9で、内訳は広島戦1、巨人戦4、中日戦3、ヤクルト戦1となっている。特に巨人戦は23日から3連戦があり、ここは巨人のV決定の可能性が十分にあり、3日間大入りはまず間違いない。とすると、見通しとして9試合で27万人とすれば、今季の主催入場者数は263万3000人となる。 過去、最高が92年の新庄、亀山ブームに乗って記録した285万3000人。以下93年、94年と続き85年のV時が球団史上4位の260万2000人。3年前の野村フィーバーは260万1000人で5位だった。 この僕の見通しが正しければ、星野阪神は確実に「野村超え」を果たすことになり、史上4位にランクインすることになる。「なぜ球場に来るか? 最下位はないし、5位より4位、4位より3位を目指してほしいから、その応援に来るんだ」とは試合前に話を聞いた高木宏さん(八尾在住、50歳で自営業)の熱いメッセージ。 そんな気持ちを持つファンの前で延長で最後はみじめな敗戦。ファンには消化ゲームという感覚はまったくない。順位をひとつでも上げてくれ、来季につながる戦いをしてくれ。切実な声にタイガースは残り試合でこたえなければならない。 【編集委員・内匠宏幸(たくみ・ひろゆき)】
|
||||
|
2002年9月22日付紙面掲載
| ||||
|
[グイッと搾りたてコラム「ナマ虎」 目次] 阪神 | 野球 | サッカー | スポーツ | 競馬 | 芸能 | 社会 | レジャー | ||||