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阪神 4―1 横浜 (9月7日・甲子園) | ||||
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1番赤星 2番田中 自分を分かってない
2人で8打席4回凡フライ なぜ強いゴロ打たん別に重箱の隅をつつくつもりはない。それでも勝ったから手放しで喜んでいい試合だったのか。僕の考えは「NO」だ。3万6000人のファンとともに、大喜びしたいが、それができない。相手の横浜のだらしなさが一番に浮かび、それならこんな時こそ結果を出してほしかった1、2番がまったく機能しなかったことが、大いに不満だった。 今岡が登録抹消となった。悔いるより「残ったメンバーで戦う」なら、赤星、田中の1、2番により大きく期待した試合前。ところが最悪の結果だ。その結果を問うのではなく、内容に問題あり。すなわち自分をわかっていないバッティングをしていたら、金にはならない。 非力な2人には何が必要か。簡単なことだ。強いゴロを打つことなのだ。転がせば、ヒットになる確率が高くなる。にもかかわらず、2人の打席は合計8回あり、そのうち4回、力のないフライを打ち上げている。結局、ノーヒットで1度も出塁することはなかった。 今岡離脱となったいま、考えられる1、2番はやはりこの2人だろう。果たして、その準備にコーチはどう指導しているのか。和田打撃コーチに迫った。和田コーチも不満だったのか、こんな説明が返ってきた。「要するに練習のための練習になっているのかな。口酸っぱく言っているんだが。転がそうと思ったが、上がったというのではなく、やはり意識のなさなんだろうか。ウン、僕も不満ですよ」。 星野監督も練習の時からいつも口にしている。「転がせ」。その意味を理解できていないとなると、これは問題だ。快勝に、ついつい目が届かないところだが、やはり1、2番の弱さがこれから先もついて回るような気がする。 桧山が打ち、たまたま山田が1発を放ったが、タイガースの理想は1、2番が食らいついて、中軸でかえす。これなのだ。今岡離脱でチャンスが訪れた1、2番。この機会を生かしたいはずなのに…。実にもったいない。 【編集委員・内匠宏幸(たくみ・ひろゆき)】
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2002年9月8日付紙面掲載
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