2002年オープン戦  阪神 6―1 近鉄 (3月24日・大阪D)

never never surrender
星野チェック
中西清起

開幕戦だけでもムーア中継ぎに

G戦…遠山と、あと1枚ほしい

 ―投打とも文句なし。開幕へ向けて手ごたえ十分の内容だが

 中西清起 20試合で15勝3敗2分け。素晴らしい成績やな。ペナントに加えてほしいぐらいや。

 ―井川とムーアがいい形で終われたのは大きい

 中西 井川はオープン戦途中に風邪でペースダウンして心配したが、きちっと仕上げてきた。自分でも手ごたえを感じて開幕を迎えられると思う。ただこの日の投球でいえば、ちょっと球数が多すぎる。カウント2−2や2−3となるケースが多い。昨年、防御率は2・67なのに9勝13敗と負け数が上回ったのはなぜか。球数を減らして、もっと簡単に打ち取っていかないと、この成績を逆にすることはできない。

 ―ムーアは結局、防御率0・00 で終わった

 中西 こちらは完ペキやな。制球もいいし、左打者は特に打ちづらい。カウント0−3からでも簡単にストライクを取って打ち取れる。巨人松井、高橋も打てんやろ。

 ―オーダーもようやく固まった。1番赤星、2番今岡で異論なしか

 中西 いろいろ試した結果、コンディション的にもこのコンビが最適だと思う。5回の2点なんて、お見事。下位打線でチャンスを作り、赤星と今岡の連打で得点。締めくくりの試合でこの2人が結果を出した意義は大きい。自信を持って開幕できると思う。

 ―これで開幕戦のオーダーも決まりか

 中西 あとは微調整。つまり開幕戦が上原と分かっているなら、浜中よりも坪井を使う方がいいし、逆に工藤が濃厚なら浜中。相手投手との兼ね合いでいける。

 ―ところで不安点は

 中西 やっぱりアリアスやろね。この日もサッパリ。内角はいいが、外角を追っかけにいってしまう。外へ逃げるスライダーへの対応ができていない。6回に三振したが、門倉にカウント2−1からあんなに簡単にフォークを三振していてはダメ。開幕までに打ち込みが必要だろう。

 ―投手陣では

 中西 左の中継ぎや。信頼できるのは遠山だけ。あと1枚ほしい。開幕戦だけでもムーアを中(継ぎ)へ持っていくべき。厚みが全然違ってくる。あとはバルデス。もう2、3 キロ はスピードがほしい。

 ―いい出せばキリがないが

 中西 それが首脳陣の本音や。でもオープン戦でのこの勝率はダテやない。開幕2連勝なら一気に走るし、連敗なら勢いは吹っ飛ぶ。この2試合のウエートはかなり重いね。



2002年3月25日付紙面掲載 


[星野チェック 目次]
阪神 | 野球 | サッカー | スポーツ | 競馬 | 芸能 | 社会 | レジャー
Home