2002年オープン戦  阪神 6―3 日本ハム (3月13日・甲子園)

never never surrender
星野チェック
中西清起

伊達は先発より万能型で

原田、西川まだ信頼できぬ

 ――伊達への期待は大きいが、この日はピリッとしなかった。前回の巨人戦(7日・札幌)でせっかく評価を上げたのに残念。

 中西清起 内角へのシュートの制球力が伊達の生命線。胸元へ突いて生きるタイプだけに、コントロールが悪いと苦しい。巨人戦では胸元への新ストライクゾーンをうまく使って、高橋なんかを凡飛に抑えていた。あれが持ち味。ただ悪いなりに少ない失点で切り抜けたのは評価できる。

 ――この日の投球では先発ローテーション入りは難しいか

 中西 首脳陣も無理に加えるつもりはないんじゃないか。それより伊達は固定せずに、ユーティリティーとして置いておきたい投手。ロングリリーフもできて、谷間の先発にも使える。ペナントを戦う上で、伊達のような役目の投手は必ず必要だ。

 ――原田、西川の中継ぎ左腕の仕上がり具合は

 中西 原田は両サイドの制球力がカギだし、西川はボールのキレで勝負する。タイプは違うが、まだ2人とも首脳陣の信頼を得る内容ではない。中継ぎ左腕は、まず遠山は当確。残り1つを西川、原田、吉野、弓長が争うことになると思うが、結論はもう少し先だ。

 ――浜中と浅井に1発が出て田淵チーフ打撃コーチも笑顔だったが、4番が結果を出してくれないとやはり心配だ

 中西 確かにアリアスの打撃は寒い。当てにいってる感じで、自分のポイントで振れていない。左足の故障から復帰してまだ2試合だが、それにしても…という感じ。振らされている。

 ――同じ助っ人でもホワイトの方が今は楽しみ

 中西 1打席目のサード強襲のヒットなんて、遅い変化球をうまく呼び込んで打っていた。デビューしたころは上体が前に突っ込んでいたけど、今は待って、たたけている。慣れてくれば、かなり面白い存在になりそうだ。

 ――オープン戦もちょうど半分の10試合を終了。8勝1敗1分けで首位というのはさておき、新ストライクゾーンの影響を感じることはないか

 中西 審判団もまだ戸惑っている部分はある。それは仕方ないとして、ちょっと心配なのは赤星。新ストライクゾーンに苦戦している。高めで勝負されて、持ち味の上からたたくスイングができていない。ここはしっかり修正したい。



2002年3月14日付紙面掲載 


[星野チェック 目次]
阪神 | 野球 | サッカー | スポーツ | 競馬 | 芸能 | 社会 | レジャー
Home