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2002年オープン戦 阪神 8―5 巨人(3月7日・札幌D) | |||||
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“ソツのない野球”で開幕に弾み「4盗塁」次の塁狙うドン欲さ見えた――阪神が開幕戦の相手巨人に快勝 中西清起 このオープン戦の中で1番いい勝ち方だった。“ソツのない野球”というのかな。開幕へ向けて弾みがつく。 ――まずは先発メンバーから星野、原両監督それぞれ思惑があったような… 中西 確かに。巨人はベストメンバー、一方の阪神は今岡を「1番」に入れるなど、テストケースのオーダー。このへんに指揮官のキャリアの差が出ている。 ――というと 中西 原監督の方が開幕の相手ということを意識していた。逆に、星野監督の方は手の内を見せたくなかったのではないか。そのへんにベテラン監督の「したたかさ」が出ていた。余裕ではないが「勝負はまだ先じゃ」といった感じだったね。 ――先発に立てた伊達はまずまず 中西 (初回)松井にガツンと1発を浴びて目が覚めた。それと2回以降に立ち直りをみせたのは、吉本(捕手)がうまく伊達のいいところを引き出していたからだ。新ストライクゾーンの高めを意識させながら、持ち球のシュートでふところをうまく突くなどして要所を締めた。特に高橋由、清原らには効果ありで収穫だった。 ――そのあたりは強力打線を封じ込めるカギ? 中西 巨人の打者は投手の失投を逃さない。阪神の打者と違って打ち損ないが少ないんや。甘い球は“1球”で仕留める。必殺? そういうこと。だから余計にコントロールが大切。なんぼ強力な巨人打線でもコースを突いたらそんなに打てない。それが巨人に勝つポイントなんや。 ――星野監督は「巨人に勝つにはいかに競り合いに持ち込むかだ」と話していた 中西 重盗などああいった揺さぶりは効くはず。今日は前の塁を狙うという姿勢が出ていた。最初に“ソツのない野球”といったのはそういう点だ。 ――今岡にも価値ある1発が出た 中西 そこだけを評価してはダメ。それまでに打線がつながったことの方が大きい。僕に言わせたら、今岡の満塁本塁打は「おまけ」みたいなもの。シングルとバントなどに足を絡めながらのお膳立てがよかった。 ――反省点も 中西 吉野は1軍に残るのは厳しい。成本のピッチングもしんどい。抑えはバルデスだ。 ――いずれにしてもオープン戦とはいえ、巨人に勝ったのは大きい 中西 開幕が楽しみやね。 |
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2002年3月8日付紙面掲載
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