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阪神 1―0 巨人 (8月29日)
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吉田義男

石井に次ぐ本格左腕に…井川

 この試合は井川の好投に尽きる。8、9回のピンチもしんどかっただろうが圧巻は自分のミスで危機を迎えてしまった6回だろう。1死満塁とピンチが広がっても慌てない。清原を打席に迎えてもストレートで押していった。清原も必死で粘っていたが力で勝っていた。その後の江藤もうまく切り抜けた。清原を仕留めた真っすぐを意識させて、抜いたスライダーで打ち取った。

 井川はセ・リーグでは石井一に次ぐ本格派に育ってきた。成績はともかく巨人は井川を打てていない。特に一発の出にくい甲子園の巨人戦では井川の特徴がさらに生きる。ローテーションの軸になるピッチャーが誕生した。

(日刊スポーツ評論家)


2001年8月30日付紙面掲載 
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