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阪神 7―3 巨人 (8月8日)
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広瀬叔功

桧山、狙い球の“絞り方”上達

 桧山が24試合連続安打を記録した。いくら技術をもった選手でも、そう簡単にヒットを続けられるものではない。わたしにも経験(南海時代27試合連続ヒット)があるが、今の彼は心技体すべてに充実しているはずで、集中した気持ちで打席に立てているに違いない。

 特に、技術面でいえば狙い球の絞り方がうまくなった。現役時代の野村監督は狙い球を絞って打つのに長けていた。1球ごとに絞り球を変えるのでなく「コースか球種」のいずれかをひたすら待つタイプのバッターだった。桧山にしても、この野村流の狙い球の絞り方をマスターしつつある。

 ただ、今は絶好調の桧山もいずれ打てなくなる時がくる。問題はこの連続安打が途切れた時、いかにスランプの時間を短くして立ち直るかだ。好打者とは好不調の波が小さい。桧山が真の4番に成長するためには、調子が落ちてきた時にいかに早く復調させるかがポイントになる。

(日刊スポーツ評論家)


2001年8月9日付紙面掲載 
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