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巨人 7―6 阪神 (8月7日)
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広瀬叔功

こだわりすぎた左対左

 中盤まで接戦が続いた。野村監督は、このように小差でもつれた展開に持ち込めば勝機を見いだせると考えているに違いない。

 巨人は一発攻勢での大量点を得意としている。裏返せば、攻撃が非常に単調だといえるだろう。1回表の攻撃が顕著だった。先頭仁志が右越え二塁打で出塁すると、続く清水がバントで送った。判で押したようにだ。阪神先発谷中を想定して2番に据えているならば、最低でも右に打たせる強打に出るべき。逆に、野村監督にとっては、1アウトがとれて大量点につながる確率が減るのだから願ったりだ。

 野村監督には、大量点だけを防げば何とかなるという思いがあるのだろう。これを阪神が白星へと持ち込むためには、谷中からの継投を含めて守り切ることだった。

(日刊スポーツ評論家)


2001年8月8日付紙面掲載 
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