
福原は「水を得た魚」
福原はセットアッパーに戻り「水を得た魚」だ。3人でいい、長くても5人の打者と考えると、福原の持ち味のストレートの威力が増す。この日も鈴木尚、小川はストレートに意識があるから、甘いフォークでも三振が取れる。先発だと長いイニングを考え、不得手な配球勝負で苦しんでいた。
チームにとっても福原をセットアッパー起用する方が勝ち星を計算しやすい。9回は成本がいる。その前、7、8回に福原がいれば投手起用が逆算できる。先発は5、6回を最小失点に抑えるだけでいい。福原を先発の柱にしたいという構想だったが、シーズン半ばで「先発より中継ぎ」という答えが明確に出た。福原をセットアッパーにすることで、阪神はひとつの勝ちパターンを確立した。
(日刊スポーツ評論家)

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