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巨人 7―3 阪神 (5月27日)
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吉田義男

勝敗分けた両者の守備の差

 前日までのホームランの飛び出す2戦と違って、この日のような競ったゲームは、いかに投手を含めたディフェンスが試合の流れを決めるか。それが如実に出た試合でした。ひとつは3回裏、2死三塁でのセカンド仁志の守備です。クルーズの打球は一、二塁間。それをファインプレーでアウトにしました。あそこで1点追加していれば、阪神ペースで進んでいた。それが、たったひとつのいい守備で巨人に流れがいく。野球とはそういうものです。

 結局、大差になりましたが、9回表の2失点で試合はきまりました。その2失点は押し出しと、ゲッツーシフトを敷きながら元木のセカンドゴロ併殺崩れで失点する。シフトを準備しながら、それを防げない阪神の守備陣ですが、それが今の弱いところです。再三、言っていてますが、やはり二遊間の固定というのは必要です。

 守備がしっかりしている巨人と、押し出しやエラーにならない守備のミスで点を取られる阪神。それが大きく勝敗を分けました。

(日刊スポーツ評論家)


2001年5月28日付紙面掲載 
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