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ヤクルト 5―2 阪神 (5月20日)
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中西清起

狭い神宮…一発警戒すべき

 葛西、遠山がベテランらしくない投球をしてしまった。狭い神宮で終盤に入ってわずか1点のリード。この状況でもっとも警戒しなければいけないのは1発を浴びることだ。

 今季の遠山は、各チームの左の4番打者に痛打を浴びる傾向が強い。延長10回裏2死一、三塁。ペタジーニのカウント0―1からの2球目は内角シュート。インコースを狙うならボールにするべき。カウント0―2になっていれば、阪神ベンチは四球で歩かせて、満塁で続く古田に伊藤を継ぎ込んでいたはずだから違った展開になっていた。

 あえて収穫を見出すなら先発福原の好投だ。課題のコントロールがこの試合ではまとまっていた。特に、ペタジーニには変化球を続けて打ち取るなど投球に工夫がみられた。そのペタジーニに最後にサヨナラ本塁打を浴びるとは、なんとも皮肉な幕切れだった。

(日刊スポーツ評論家)


2001年5月21日付紙面掲載 
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