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巨人 4―2 阪神 (5月17日)
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中西清起

上原との格の違い痛感

 悔しいけど上原との格の違いを感じましたワ。上原は遊び球なしで3球勝負に来るタイプ。阪神はミーティングで、早いカウントでも甘い球なら打ちに行く指示が出ていたはず。その甘い球を捕らえられず、ファウルになっていた。これでは策もない。

 上原は本来の投球ではなかった。故障した左足をかばうためか、体重の乗りが悪く、直球は走ってなかった。そこでフォークを交えて140キロ台前半の直球をより速く見せる工夫をして10奪三振。ここでも工夫のない阪神打線と格の違いを感じましたワ。

 痛かったのは同点に追いついた直後の4回裏、高橋由に本塁打を打たれた場面。ハンセルはもう少し慎重に低めへ投げるべきだった。同点で進めば、上原も慌てる。巨人はリリーフ陣が不安定なだけに、試合の行方はわからなかったと思う。

(日刊スポーツ評論家)


2001年5月18日付紙面掲載 
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