
矢野のリードも疑問
制球に苦しんだ福原だったが、女房役の矢野のリードにも疑問が残った。1回1/3に41球を費やしたが、そのうち30球以上が変化球。福原の持ち味は速球なのに、矢野は執ように変化球を要求した。
2回裏1死一、二塁で清水の場面。カウント2―3まで全てが変化球。カウントを悪くした上に、みえみえの直球を中前打されて満塁。続く元木に押し出しの四球という悪循環だった。なぜ変化球ばかりに頼ったのか。投手心理として、自分の得意球である真っすぐを打たれての降板なら、まだ納得がいったはずだ。
そして、福原KOのしわ寄せが中継ぎ陣にきているが、最近の葛西、伊藤、遠山らの投球は不安を感じさせる。昨季も踏みとどまったのはリリーフ陣の奮闘が大きい。先発はおろか、彼らまでが不調に陥るとチームは危険な状況に追い込まれる。
(日刊スポーツ評論家)

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