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広島 9―1 阪神 (5月12日)
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大石大二郎

川尻―矢野、直球に自信持ち墓穴

 川尻―矢野のバッテリーは慎重さに欠けた。川尻は初回からストレートが走っていた。コースも決まって「これなら、この試合はいける」と矢野は印象を持ったのではないか。ここに落とし穴があった。2回、その自信のストレートを2回、打たれた。ロペス(中安)、野村(右二塁打)と真っ直ぐ系統の球を打たれたところで、矢野も疑問を持たなければならない。しかし、ディアスに133キロのストレートを3ラン。

 ディアスは最近、当たっている。しかも1打席目にヒットが出ると、その試合は乗るタイプ。無死二、三塁という状況だったから、最悪歩かせて、という選択もほしかった。続く打者が倉、長谷川ということも考えれば、である。案の定、ディアスは7回にも試合を決める3ランを放った。

(日刊スポーツ評論家)


2001年5月13日付紙面掲載 
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