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横浜 7―2 阪神 (5月9日)
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中西清起

今の阪神に特効薬はない

 この1敗はこたえますわ。打てない、守れない…。3回の3失点は、山田の悪送球、クルーズの緩慢なプレーなどミスの連発でピンチを招いたもの。一方、打線は4回に3連打で勢いに乗るかと思ったら、広沢がブレーキ。6回は2死満塁で山田に託して右飛。切り札の八木を温存しての敗戦は、ファンも納得できんでしょう。

 ハッキリ言って特効薬はない。ただ同じ負けでも、何か希望のようなものを見いだせないのはこのオーダーにあると思う。キャンプからあれだけ期待していたF1セブンはどこへ行ったのか。劇的な打力アップが望めないから、機動力野球で活路を見いだそうとしたのではなかったのか。目指す野球が見えないから、周りも絶望的な気持ちになってしまう。原点回帰…坪井や今岡に責任感を持たせ、F1セブンの足を絡ませた野球に戻った方が、まだ希望が持てる。

(日刊スポーツ評論家)


2001年5月10日付紙面掲載 
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