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阪神 4―3 中日 (5月4日)
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一枝修平

ペレスの一発呼んだ上坂のバント安打

 阪神が、総力戦で連敗を脱出した。ペレスの来日1号本塁打で同点に追いついてからは、試合の“流れ”は虎に傾いていた。

 助っ人の価値ある一撃を導いたのは、上坂のバントだった。3点を追う8回裏1死一塁。上坂が一塁側にうまくバントを決めるわけだが、あれで中日の守りが浮き足立った。それまで中日のペレスに対する攻めは、ほとんど内角に投げていなかった。が、岩瀬のあの1球だけがやや内寄りに入った。左投手には強いと中日には、思われているペレスだが、中日サイドにすれば、苦手意識をもつ桧山が控えているという思いがあった。だからペレスに正津、落合らリリーフを継ぎ込ませる決断をにぶらせた。

 1本のバントが、勝利を呼び込んだといっても過言ではない。この総力戦に勝ったことで、チームは弾みをつけてもらいたい。

(日刊スポーツ評論家)


2001年5月5日付紙面掲載 
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