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ヤクルト 10―1 阪神 (4月29日)
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中西清起

得点が望める状況ではない

 阪神が、苦肉の策として矢野を6番レフトに抜テキした。ただ、肝心の矢野が、4回無死一塁の場面で、カウント0―3から遊ゴロ併殺に倒れるなどブレーキ。八木のヒザの状態が良ければ外野での起用も考えられたが、それが許される状況ではなかった。

 ヤクルトの先発石井一に対して行った打線の大幅入れ替え。その背景には、坪井、今岡の不調がある。また、クリーンアップも4回クルーズがどん詰まりの左前打を放っただけ。核弾頭の1、2番コンビが出塁に至らず、クリーンアップも破壊力に欠けては、得点力アップにつながるわけはなかった。

(日刊スポーツ評論家)


2001年4月30日付紙面掲載 
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