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阪神 7―1 横浜 (4月6日)
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開幕15番勝負
一枝修平

カーライルは中日バンチ・タイプ

チームは強くなりつつあるが…

 <大阪ドームは空席が目立つ1万6000人の入りだった。地元に帰ってきた阪神の21世紀初戦。それがこれ以上はない快勝で終わっただけにもったいない限り…>

 阪神は相手投手が見劣りすると、これぐらいのゲームができるということや。もちろん、その原動力は坪井、今岡、そしてクルーズ、ペレスの両外国人。エース級はともかく、相手投手の力が少し落ちると、彼らは打ち砕く力を持っているからな。

 <野村阪神とすれば、森・横浜は意識して戦う敵だ。その横浜が、阪神の先発カーライルに対して徹底的なウエーティング作戦に出ている。1、2、3回、初めてカーライルと対戦した打者は全員第1ストライクは見逃してきた。その結果はどうだったか? 伸びのある速球を軸に制球も良かったカーライルの前に9人で5つの三振を奪われたのだった>

 横浜はカーライルが悪い時のイメージを抱いていたようやね。それでジックリと見ていく作戦を取ったのだが、これが大誤算。カーライルは球の回転がいいし、低めが伸びていた。以前からエエと言うてたやろ。中日のバンチみたいなタイプの投手や。最後のリリースまでスナップが効いているし、体の開きがないから迫力もある。横浜がウエーティングに出てきたところで、ストライクを先行させていって、完全に自分のペースをつかんだ。そういう意味では横浜の作戦負けの部分があったね。

 <今季初めての連勝劇は集中打あり、1発あり、そして先発メンバー全員安打の鮮やかな攻撃によってもたらされた。しかし、今季標榜しているF1セブンを軸にした足を絡めた攻めは、実はこの日も不発だった。5回は赤星が無死一塁から盗塁を失敗して無得点。6回1死二、三塁からスクイズを仕掛けたところ、赤星のバントは投飛となって併殺…>

 まあ、あの場面でスクイズを失敗したところで、試合の流れが変わるような局面ではなかったけどね。だから失敗があまり強く印象に残らないのだが、やっぱり大切な部分や。スクイズは、決める時にキチンと決めることで、今後も相手に一種のプレッシャーがかけられるわけやからな。強くはなりつつあるのだが、まだ甘さがぬぐい切れてはいないというところやな。

(構成=井関真解説委員)


2001年4月7日付紙面掲載 
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