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阪神 2―9 巨人(7月20日)
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連載目次 |
中込に代打でも良かった借金11…後半はまず4位を目標に甲子園は5万5000人の超満員。球宴直前の巨人戦は第1戦から1000人ずつ増えた勘定になる。だが、期待に満ち溢れた戦いは序盤だけ。4回に決定的な3点を奪われて2―7になると、あとは敗戦への坂道を転がり落ちるだけの試合となった。 一枝修平(日刊スポーツ評論家)「オールスター前の最後の特別な試合やからね。中込とともに、もう1人先発要員をベンチに入れて戦ってほしかったな。2点を先行された2回裏に2死満塁で打者中込の場面があったやろ。結果的には中込の内野安打で同点に追い付いたのだが、彼の調子を見ていると、あそこで代打策に出てもらいたかった。もしラミレズとか先発要員をベンチに入れていたら、そうできたと思うんだが…」 中込は3回、再び巨人打線につかまり、2点を取られて降板した。もっともその裏には、阪神に絶好の反撃機が訪れている。無死一、二塁で打席に新庄。 一枝修平「あそこが勝負どころやったな。新庄は今季もっとも頑張って4番としてチームを引っ張ってきた存在。あの打席でも高橋尚のコーナーを突く球には、しっかりとスイングしてファウルにしていた。ところが、最後の勝負球は外角低めに完全に外れるボール球のスクリュー。それに対してハーフスイングで三振した。高橋尚の球筋を見ていて、新庄が打つと思っていたのだが、ボール球を振ってしまった。そのあたりのスキを見せない4番になっていってもらわないとな」 ところで前半戦は借金11で折り返し点を迎えた。この成績をどう評価すればいいのだろうか。 一枝修平「頑張ったとは言えないと思うよ。投手陣と新庄は別だが…。ベンチと選手のプレーに対する意図についても、まだチグハグな面があるしな」 オールスターが済めば後半戦。首位巨人がはるか彼方にかすむ中、阪神は何を目標に戦っていくのか。 一枝修平「勝率5割というのは、少し難しいかもしれない。ここからは順位の問題で、まず4位を目指して戦うことだと思うよ。そのためには、投手についてはこれまで通りにやりくりができる。ただ野手はある程度固定したメンバーを組むべきではないかな。特に守りの面で中心となる二遊間。ここを固定させることで、その日務めるのが精いっぱいという今の状態からレベルアップさせてほしい」 (構成=井関真編集委員)
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2000年7月21日付紙面掲載 | |||||||
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